記譜音楽の源流ークラムジカフレンドシップ公演8

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秋たけなわの2012年10月29日(月)の晩
滋賀県草津市のカトリック草津教会において
イタリア、エミリア・ロマーニャ地方ファエンツァ出身の友人作曲家
カルロ・フォルリヴェジさんが

2011年3月11日に起こった東日本大震災の犠牲者と
2012年5月20日と29日に起こったイタリア北部地震の犠牲者への
祈りとしてオルガン演奏を捧げました。

プログラムは録音も非常に希少な中世の響きの数々
記譜音楽の源流

当夜は、草津教会のオルガンを設置して以来の
多彩で素晴らしい中世の響きのパレットに仰天の一夜でした。

今年列聖されたドイツ中世の女性作曲家ヒルデガルド・フォン・ビンゲンから
フランス・プロヴァンスの吟遊詩人ギロー・ド・ボルネーユ
黒い聖母で知られるスペイン・カタルーニャのモンスラートの朱い本
フォルリヴェジ氏の出身地であるイタリアのファエンツァ手稿

そして

熊本より麻植理恵子さんの箏とイタリアのCarlo Forlivesiさんのオルガンが共演し
キリシタン伝来以来
箏が聖潔なる「六段」の体内に隠してきたグレゴリア聖歌「クレド」の旋律と
911が起こった2001年に京都の春からドイツの夏にかけて作曲した
川のほとりのこもりうた

までを演奏しました。

皆様からのご寄付は26520円にのぼり
国際NGOカリタスの一員であるカトリックの援助・福祉活動を担当する
カリタスジャパンを通じ東日本とイタリア北部の被災地に全額送られます。

[付記:カリタスジャパンへ送った26520円の内訳は東北地方太平洋沖地震に13000円、イタリア北部地震の受付が終了していたため海外援助に13520円となりました。]


オルガン:カルロ・フォルリヴェジ[イタリア国立カリャリ音楽院教授]

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)
すべて創造の始まりは緑であった

ギロー・ド・ボルネーユ(1138−1215)
栄光の王、然るべき真実と光輝

モンスラートの朱い本(14世紀)
我らすべて共に歌わん めでたしマリアよ
山に輝く星
マリアよ、乙女なる母よ、持ち上げてください

ファエンツァ手稿(15世紀)
めでたし海の星よ
我ら神を祝福せむ
盲目の世界よ
すべての花の

八橋検校(1614 - 1685) - グレゴリオ聖歌
六段   
我神を信ず 
   箏:麻植理恵子&オルガン:カルロ・フォルリヴェジ

中村典子(1965 - )
川のほとりのこもりうた    
   オルガン:カルロ・フォルリヴェジ&箏:麻植理恵子           

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by n-nakamura226 | 2012-11-03 16:40 | 公演 concert festival | Comments(0)