アジアの音舞の現在2016プログラムノート

program note

影光(electronics)- 稲谷祐亮
INATANI Yusuke (1992- ): EIKOU (2016,version premiere)

なにをうつくしいとおもい、なにをみにくいとおもうのか。そのふたつのもののさかいはなになのか。
わたしはうみをうつくしいとおもう。(稲谷祐亮)

稲谷祐亮[作曲]1992年、奈良県に生まれる。17歳より作曲を始める。作曲を土井智恵子、中川統雄、岡田加津子、葛西聖憲、中村典子、前田守一の各氏に師事。アラン・ゴーサン、カルロ・フォルリヴェジ、ラインハルト・フェーベル各氏のマスタークラス受講。2015年、京都市立芸術大学音楽学音楽学科作曲専攻首席卒業。在学中、明治安田クオリティオブライフ奨学生に選出。2016年ザルツブルク・モーツァルテウム大学京都市立芸術大学交流演奏会でふたつの作品がザルツブルグ初演。国際現代音楽祭アジアの管絃の現在2016で作品上演。現在、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程2回生。

冥(flute)- 福島和夫                                            
FUKUSHIMA Kazuo (1930- ):MEI (1962)  

1961年ダルムシュタット国際現代音楽夏季講座の講師をつとめたおり、交通事故で急死した中心的人物ウォルフガング・シュタイネッケ博士追悼のために書かれた。共に東洋思想・東洋的響きのフルート独奏音楽である「冥」と、もう一曲の「春讃」とは、時間に関わる記譜において対を為し、前者は絶対的記譜、後者は相対的記譜をとる。(中村典子)

福島和夫[作曲]日本の作曲家・音楽学者。東京都出身。作曲は独学。。武満徹らと芸術家グループ「実験工房」参加。西洋楽器による東洋思想・東洋的響きの音楽を追求。1970年代後半に日本・東洋伝統音楽研究に主な活動を移す。上野学園大学日本音楽研究所所長・特任教授。

砂紋(electronics)–遠藤隆明                                        
ENDO Takaaki(1992-):Sand Ripple (World Premiere)

自然現象によって引き起こされる砂紋の美しさを表現してみた。(遠藤隆明)

遠藤隆明[作曲]神奈川県出身。5歳からピアノをはじめる。神奈川県立弥栄高等学校音楽専攻ピアノ科卒業。在学中オーストリア、ドイツ、ハンガリー研修でニーレジハーザ・コダーイホール交流演奏会出演。第14回クラクフ音楽アカデミー、第26回京都フランス音楽アカデミー受講。これまでにピアノを石附秀美、加藤伸佳、植田克己、矢澤一彦、花岡千春、樋上由紀子の各氏に師事。パイプオルガンを永瀬真紀氏に師事。作曲を遠藤雅夫、石島正博、武澤陽介、前田守一、岡田加津子、中村典子、葛西聖憲の各氏に師事。京都市立芸術大学作曲専攻4回生。

Neuron Image I (electronics) - 春野海
HARUNO Kai(1992-):Neuron Image I (2016)

数千億のニューロンからなるヒトの神経系は、複雑な神経ネットワークを形成していると言います。 近年の脳神経科学の技術は、その働きを可視化することを可能にしてきましたが、まだその全体を解明するには至っていません。この作品では私が持っている神経ネットワークに対するイメージを、電子音で自由に描いたものです。 それをイメージしているのもまた、脳であると思うと不思議に感じます。 (春野海)

春野海[作曲]京都市立京都堀川音楽高等学校、京都市立芸術大学音楽学部卒業。 葛西進、平田あゆみ、長谷川智子、前田守一、中村典子、岡田加津子の各氏に師事。 カルロ・フォルリヴェジ、アラン・ゴーサン、ラインハルト・フェーベル各氏のマスタークラスを受講。京都芸術祭新人賞、聴衆賞。現在、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻2回生。京都府立清明高等学校非常勤講師。

フルートのための音楽 (flute) - 甲斐説宗                                 
Sesshu KAI (1938-1978):Music for flute solo(1976)

一つのものから出発しますが、その一つのものの変化の仕様を観察して下さい。次にその変化がある別の形に到達します。そこでまた、その変化の仕様を観察して下さい。(甲斐説宗)
作品全体のダイナミクスと音域を表す。音域において、前半は限定的、後半は広範囲にわたることがわかる。(伊藤慶佑)

甲斐説宗[作曲]1938年11月15日出生、1978年10月31日没。兵庫県三田町(現在の三田市)出身。東京藝術大学作曲科で長谷川良夫に師事。ベルリン音楽大学で主にボリス・ブラッハー、ヨーゼフ・ルーファーに師事。ジェルジ・リゲティのレッスンも受けた。1969年、ヴィオッティ国際音楽コンクール入賞。1970年、ベルリン国際作曲コンクール入賞。心不全及び甲状腺癌の肺転移で39歳で世を去る。

Reflecting Space I-Bell,cloud and disincarnations(piano)- 酒井健治
Kenji SAKAI (1977- ) : Reflecting Space I - Bell,cloud and disincarnations(2007)

この作曲は2007年、初演者の倉澤華さんの依頼によって書かれた。作品リストの中で一番最初に書かれたピアノソロのための作品であり、これまでに書かれたピアノの作品の中でも特に高い技巧が要求される作品である。 副副題にある「鐘」や「雲」は音型でもっと表現され、鐘はこの楽曲中ほぼ常に鳴らされる鍵盤の中央にあるF音のリズムオスティナートであり、このリズム音型はフランス人作曲家のラヴェルの「夜のガスパール」の中の第二楽章「絞首台」から引用されたものである。冒頭はそのラヴェルの作品に比べてほぼ4倍の速さで演奏されるが、その鐘の音が雲と名付けられたトレモロ音型によって陰りが生じ、最終的には完全に雲のモチーフによって完全に覆われてしまうのである。そのプロセスそのものが、あたかも鐘が次第にその形を失うようであり、それを幽体離脱と名付けたのである。 (酒井健治)

酒井健治[作曲]1977年大阪生まれ。京都市立芸術大学にて学んだ後渡仏。フランス国立パリ高等音楽院、ジュネーヴ音楽院、Ircam(イルカム、フランス国立音響音楽研究所)にて作曲、ピアノ、楽曲分析、電子音楽等を学んだ後、2012年9月マドリッド・フランスアカデミーの芸術部門の会員に選出された。リヨン国立管弦楽団、ルツェルン交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、読売日本交響楽団、NHK交響楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン等のオーケストラ、アンサンブル、またシルヴァン・カンブルラン、ジョナサン・シュトックハマー、ジョナサン・ノット、下野竜也等の指揮者によりヨーロッパ、日本、北米の著名なコンサートホールや音楽祭にて作品が演奏されている。ジョルジュエネスコ国際コンクール作曲部門グランプリ(2007)、武満徹作曲賞第1位(2009)、ルツェルン・アートメンターファンデーション賞(2010)、エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲部門グランプリ(2012)、文化庁長官表彰(国際芸術部門)(2012)、芥川作曲賞(2013),ジョルジュ・・ヴィルデンシュタイン賞(2013)等の国内外の賞を次々に受賞し、2015年5月フランス文化省によりローマ・フランスアカデミーのフェロー(ローマ賞)に選ばれた。

古い庭で 行列 明るい庭で(piano)- リリ・ブーランジェ
Lili BOULANGER(1893-1918):D’un vieux jardin Cortège D’un jardin clair(1914)
鐘(piano)-ジョルジュ・ビゼー                                       
George BIZET(1838-1875):Carillon (1872) 

 リリ・ブーランジェは24歳で早逝した女性初のローマ大賞作曲家。20歳での受賞作はカンタータ《ファウストとエレーヌ》。姉が4度挑戦して断念したこともあり妹を手引きしたという。祖父と祖母はチェロ奏者と歌手で、父もまたローマ大賞受賞オペラ作曲家。パリ音楽院で声楽を教えた。パリ音楽院で師弟関係にあったロシアの侯爵令嬢が父と結婚、共に作曲家となるナディアとリリを含む三人の娘の母となる。父の他界後、パリ音楽院で同僚のガブリエル・フォーレが彼女らを教えた。長女は早逝、三女リリも早逝、長らえたのは姉のナディア・ブーランジェのみである。リリの死因は腸結核[クローン病]で、ヴィラ・メディチ[メディチ荘]滞在中にこの「古い庭で・明るい庭で・行列」 を含む幾らかの作品を完成させた。これらの身体状況から、彼女は生活の介助に付添い人の同行を必要としていたが、それを留学先のメディチ荘管理者が許さず健康状態の悪化からほどなく帰国、姉と共に第一次世界大戦従軍のフランス人兵士支援のために病身をなげうって、24歳で早逝した。イタリア・メディチ家からフランス王室へ嫁してBalletiをBalletに結んだカトリーヌ・ド・メディシス [カテリーナ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチ]を源とするバレエは、1993年京都金剛能楽堂における初演舞台 《花變容》(作曲:中村典子、振付:石井潤、舞踊:中村美佳、大寺資二、岩本正治、福岡豊 声:福原寿美枝、ヴァイオリン:辻井淳、谷山あけみ、京都市委嘱)で同舞台を翌年全米9都市公演へ導いた主演の中村美佳が、22年後の本日このメディチ荘で生まれた三作と組んで一つの舞台に連続するのは、同じく早逝したオペラ作曲家ジョルジュ・ビゼーのオペラ《アルルの女》カリヨン[鐘]で、酒井健治のReflecting Space I-Bell,cloud and disincarnations《反響空間-鐘、雲、そして非顕現》の反映である。これらを元新国立劇場ソロダンサーの中村が、自身の初振付作品の舞台として完成させた。(中村典子)

紫は水に映らず(piano)-酒井信明
SAKAI Nobuaki(1976- ):Un Violet qui ne se rèflèchit pas dans l’eau. (2002) Op.1

題は、下の俳句 紫は水に映らず花菖蒲 高浜年尾からの引用。(酒井信明)
clumusicaクラムジカ第3回公演では《つゆのそぼふる-夏のささげもの-》で本日と同じ中村圭介の演奏により、ジョージ・クラムの《くじらのこえ》等と共に出原司のくじらの巨大リトグラフの前で上演。酒井信明の作品1。(中村典子)

酒井信明[作曲]1976年兵庫県生まれ。大阪芸術大学音楽学科を経て京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻を卒業。在学中、松永通温、中村典子の各氏に師事。第28回現音作曲新人賞受賞。毎日即興演奏を録音してはネットに上げることを日課としている。http://clavichord.seesaa.net/ http://improv12.seesaa.net/

鈴鹿馬子唄六様より small selection –中村典子
NAKAMURA Noriko(1965- ):from Suzuka Mago-uta 6 (2011-)


 2010年鈴鹿馬子唄を東西楽器での管絃楽化を依頼された交聲譜crossing voices (2011,shinbue & east west ins.)から連続する6つのディフェレンシァス。以来、鈴鹿馬子唄を元に鍵盤ハーモニカ三重奏のための雛翠 baby green (2013) エレクトロニクスのための花如 quasi flos(2013)、ファゴットとエレクトロニクスのための眞聲花如 vox verum quasi flos が生まれ、椎間板ヘルニア4度の手術より腰椎すべり症の車椅子生活後リハビリ中に自身で可能となった民謡歌唱の鈴鹿馬子唄(2015)より、本日世界初演のファゴットとテープのための眞聲天如 vox verum quasi caelumまでの六様から、四つを連続上演。(中村典子)

眞聲天如 vox verum quasi flos 音楽史におけるハンガリーのバルトーク・ベ—ラとゾルターン・コダーイによる音集積からの創造は、日本における日本民謡大観の音集積と間宮芳生の音楽創造を始めとする膨大な合唱作曲家達の仕事にあたる。間宮の膨大な合唱造形にしても捉えきれないものは、究極のところ存在としてのマリアの歌である。2010年に私の出生地民謡であると馬子唄の管絃楽編作を依頼された。311直前のその初演を聴いた民謡家がその生理に基づいて共演可能と受け取った東西管絃楽による鈴鹿馬子唄による交聲譜にしても、 原曲鈴鹿馬子唄とは戦後二十年生まれ農村部育ちの私にあってしても交差する時空がもとより失われていた。自国音曲拒絶による近代音楽教育の始まりからの非交差の相 を確かめるべく、馬子唄収集状況を音楽専門学生群としての京都市立芸術大学音楽学部在学生に向けて調査した際、馬子唄は最も在学生の多い近畿三都四都にあっては交通網の発達から民謡存在自体がないこと以上に、全国に渡る学生の出身地馬子唄の記憶との交差もまた、想像通り一切根絶の相にあった。その光の闇の残響を聲達の棺に包み、闇の光を2014年9月14日のサッソーモレッリ教会での花咲く心の庭[古楽の神秘主義と電子音楽の先見の明を通したスリピチュアリティ]に収めた。前年の図形譜五線譜間の往還可能なファゴットのための眞聲vox verumを花如quasi flosに収めたのが眞聲花如であり、眞聲天如ではその聲をanima animusとしてエレクトロニクスと実演の二重奏となる。

中村典子[作曲]次頁参照

四絃(cello)-チナリー・ウン
Chinary UNG(1942- ): Khse Buon (1980) - Chinary UNG
カンボジアの民俗的言語が線状の集積された歌として西洋絃楽器から紡ぎ出される歴史的傑作。ウンの妻スーザン・ウンのヴィオラで初演、そのヴィオラ版が録音リリースされ、チェロ版が出版されている。本日はチェロでKhse Buonを上演。バッハ無伴奏組曲群にも匹敵する弦の高低を問わぬ遥かな螺旋状に広がる時間構造が数十分にわたる持続を永遠の相へと接続、その高度に洗練された融合の妙が静かなる陶酔を伴って深い内観内省へと導いてゆく。(中村典子)

チナリー・ウン[作曲] 1942年11月24日、カンボジアタケオに生まれる。現在はカリフォルニア在住。1964年にクラリネットを勉強するためにアメリカに到着し、作曲に転向。チュウ・ウェンチュンとマリオ・ダビドフスキーに師事し、1974年にコロンビア大学で博士号取得。1988年、ルイスヴィル グロマイヤーアワード(音楽・作曲部門)を受賞した初めてのアメリカ人となり、ケネデイセンターフリードハイムアワード、アーツ&レターズオブアメリカンアカデミー、アジアファウンデーション、アジアンカルチュラルカウンシル、ロックフェラーファウンデーション、フォードファウンデーション、グッゲンハイムファウンデーション、ジョイスファウンデーション、ナショナルエンドウメントフォージアーツも受賞。ノーザンイリノイ大学、コネチカットカレッジ、ペニンシルバニア大学、アリゾナ州立大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校で教えている。ウンの音楽は、C.F.ペータースから出版されており、New World Records, Bridge Records, Cambria, London Records, Other Minds, Oodiscs, Nami Records, Kojima Records, Albany Records, Norton Recordings, Composers Recording Incorporated, Folkways Records, Koch Internationalに録音されている。

春讃 (flute)-福島和夫
FUKUSHIMA Kazuo (1930- ):SHUN-SAN (1969)

横長の楽譜に記されているのは音高と音量の多種多様な奏法と音量であり、その線状は直線のようで微妙に記号化されることを拒んだ僅かな揺れを含む手書きの線である。音高においてはト音記号は全ての段で表されず、表象東洋的質感に基づいて装飾音、震音奏法、顫音奏法、滑音奏法、倍音奏法、重音奏法が殆どの音に加わり、それらが加わらないごく僅かの音が構造の核となり、音長においては絶対的に記されることが一切なく、線状に相対的に記される。1969年2月5日から11日、東京六本木で作曲。(中村典子)

福島和夫[作曲]前頁参照。

ゆきはな(electronics) -稲谷祐亮
INATANI Yusuke (1992-) :YUKIHANA (World Premiere)

永しえに辛き 思い出の
花盛りなる 乙女子は
夢ばかりなる 春の日々
明くれば失する 御契りよ

生くるは時の 矢の如し
月のみ照らす 闇の夜に
我が影映る 雪景色
遠吠え哀し 獣の聲

駆り立つる犬は 狂ひ啼き
縺れる絲を切放たむ
さすらひ好む ものなりと
別れの祈り 捧ぐる朝

老いさらばえる 歩みなる
若き我が身の ひとり道
汝の寝ぬる その宿の
扉に残す 我が思ひ                                
 (「おやすみ」《冬の旅》より 詩:ミュラー 古語訳:稲谷祐亮・中村典子)

稲谷祐亮[作曲]前頁参照。

Performers

中村美佳[舞踊]法村友井バレエ学校を経て、同バレエ団に入団。法村牧緒氏に師事。以降退団までプリマとして活躍。1991年(財)松山バレエ団芸術奨励賞受賞。金剛能楽堂での創作バレエ《花變容》主演(音楽:中村典子、振付:石井潤、共演:大寺資二、岩本正治、福岡豊、祝祭京都創生1200年芸術祭典。京 音楽舞踊部門)1995年村松賞受賞。新国立劇場設立と共に入団、開場記念公演「梵鐘の聲」(石井 潤氏振付)の建札門院で主演。くるみ割り人形・マーシャをはじめ、6シーズン、バレエ団公演に参加する。退団後、文化庁国際芸術交流支援事業として行われた京都洋舞協議会メキシコ公演で自身も参加する傍ら、ミストレスを務める。イルミナートフィル&バレエ『ロミエとジュリエット』のジュリエット役、白鳥の湖のオデット役で主演、日本を代表するバレリーナとして存在を示した。現在、自らも踊りながら、中村美佳バレエ教室を主宰、後進の指導にもつとめている。 

中村圭介[ピアノ]兵庫県立西宮高校音楽科を経て京都市立芸術大学音楽学部卒業。ドイツ国立ハノーファー音楽演劇大学芸術家養成課程卒業後、同大学ソリスト課程へ進む。在学中に文化庁在外派遣研修生として研鑽を積み、野村国際文化財団より奨学生として認められ、グリーグのピアノ作品演奏研究を行う。北欧の作曲家の作品を集めた演奏会「北の国から」(2011年2月神戸芸術センター、11月京都芸術センター)や、現代音楽の演奏、初演を数多く手掛ける。CD 清水慶彦作品集「六相円融」など、現在若手ピアニストとして活躍中。兵庫県学生ピアノコンクール最優秀賞。第三回神戸芸術センター記念コンクール銅賞。第22回宝塚ベガ音楽コンクール入選。第26回摂津音楽祭入選。第10回グリーグ国際ピアノコンクールにてバルトーク賞及びディプロムを授与。第24回宝塚ベガ音楽コンクール2位など数多くのコンクールにて入選・入賞。 これまでにピアノを森川和子、田隅靖子、上野真、Einar Steen-Noklebergの各氏に、フォルテピアノをZvi menikerに師事。

金田仁美[ピアノ] 4歳でピアノを始める。第2回ガブリエル・フォーレ国際ピアノコンクールにて審査員満場一致の第1位。(フランス・パミエ市)第12回イル・ド・フランス国際ピアノコンクール第3位(フランス・パリ郊外)第19回吹田音楽コンクールピアノ部門第1位。藤岡幸夫指揮関西フィルと共演。第18回摂津音楽祭伴奏賞受賞。第20回日本ピアノ教育連盟主催ピアノオーディション本選入賞。第23回飯塚新人音楽コンクール ピアノ部門第3位入賞。テレマン室内管弦楽団と共演。第10回浜松国際ピアノアカデミー受講。第18回和歌山音楽コンクールピアノ部門第1位入賞。現田茂夫指揮、大阪センチュリー交響楽団と共演。第48回関西新人演奏会出演。京都市立芸術大学音楽学部卒業。ピアノフェスティバル、学内リサイタル、卒業演奏会等出演。パリ・エコールノルマル音楽院高等ディプロム、室内楽ディプロムをいずれも審査員満場一致の賛同を得て取得。これまで、井出稔子、山岡真弓、服部久美子、笠間春子、岡田敦子、神谷郁代、ブルーノ・リグット、野原みどりの各氏に師事。

大村優希恵[フルート]兵庫県立西宮高等学校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部管・打楽専攻を経て、現在、同大学院音楽研究科修士課程器楽専攻1年在籍。第16回びわ湖国際フルートコンクールアドヴァンス部門入選。京都・国際音楽学生フェスティバル2015に参加。第42回フルート新人演奏会に出演、優秀賞受賞。第32回ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。大友太郎、酒井秀明、ジョゼッペ・ノヴァ、エミリー・バイノンのマスタークラスを受講。これまでにフルートを新保江美、長谷場純一、大嶋義実、富久田治彦の各氏に、室内楽を倉橋日出夫、大嶋義実、安藤史子、上田希の各氏に師事。

森本英希[フルート]京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学修士課程修了。大阪シンフォニカー交響楽団フルート奏者を経て現在テレマン室内オーケストラのフルート奏者。その他、フルート四重奏団「アンサンブル・リュネット」、現代音楽アンサンブル「ネクスト・マッシュルーム・プロモーション」、ピリオド楽器アンサンブル「京都バロック楽器アンサンブル」のメンバー。また、アレンジや作曲も手がけるなど多方面にわたり活動中。フルートを安藤史子、伊藤公一、大嶋義実、白石孝子の諸氏に師事。故J.ベイカー、故C.ラルデ、M.ラリュー、T.ワイ、Ph.ベルノルド、J.フェランディス各氏のマスタークラスを受講し研鑚を積む。ムラマツ・フルート・レッスンセンター講師。現在、京都市立芸術大学大学院博士課程器楽研究領域在籍。

小嶋稜[鍵盤ハーモニカ]大阪府寝屋川市出身。全日本学生音楽コンクール高校生部門大阪大会2位、同全国入賞。第21 回京都芸術祭奨励賞、第7回堺国際ピアノコンクールD級1位。第14回浜松国際ピアノアカデミーコンクール奨励賞。第12回「万里の長城杯」国際音楽コンクール中学生部門1位。第三回いしかわ国際コンクール第1位。青山財団奨学生。大阪チェンバーオーケストラ、ブラジル・リベイランプレート交響楽団と協奏曲を共演。これまでにピアノを汐巻公子氏、 クラウディオ・ソレアス氏、上野真、三舩優子の各氏に、指揮を藤村知史氏に師事。現在、京都市立芸術大学ピアノ専攻4回生。

伊藤慶佑[鍵盤ハーモニカ、エレクトロニクス]三重県生まれ。現在、京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻に在籍。櫻井ゆかり、加藤ユミコ 、岡田加津子、前田守一、葛西聖憲、中村典子の各氏に、ピアノを阪田誠康、樋上由紀子の各氏に師事。

高島翔大[ファゴット]大阪府大阪市出身。15歳よりファゴットを始める。私立大阪桐蔭高等学校卒業。ファゴットを中野陽一朗、國府利支恵の各氏に師事。現在、京都市立芸術大学4回生。

西村まなみ[チェロ] 京都市立京都堀川音楽高等学校卒業。 第18回"長江杯"国際音楽コンクールアンサンブル部門大学の部第3位、 第16回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門第3位。大町剛、雨田一孝、上村昇の各氏に師事。現在、京都市立芸術大学音楽学部4回生。


井伊亮子[篠笛] 愛知県立芸術大学音楽学部卒業。フルートを永長次郎、白石孝子、村田四郎の各氏に、邦楽囃子(笛)を寶山左衛門に師事。スイスのシオン国際アカデミーにてトレヴァー・ワイ氏のマスタークラスを修了。エコーメモリアル・チェンバー・オーケストラ、ブルガリア国立ソフィアフィルハーモニー管弦楽団と共演する等、ソロや室内楽で演奏会に出演する。1999年に菅野茂作曲「長唄カルテット」(WVE-161)を初演の際に篠笛を担当し、同時にCD録音を行う。NHK大河ドラマ『武蔵』では笛指導を行った。2010年より、トヨタグループの(株)デンソーが設立した認定NPO法人アジア車いす交流センターが主催するチャリティコンサートに参加し、障がい児へ車いすを寄贈している。フルートと篠笛とで演奏活動を行う他、後進の指導にもあたっている。ムジカA国際音楽協会会員。2011年、京都芸術祭京都府知事賞受賞。

西村彰洋[鍵盤ハーモニカ]第25回来音会ピアノコンクール銅賞、その褒賞としてドイツにて演奏会出演。第43回京都市立芸術大学卒業演奏会に出演。第55回関西新人演奏会に出演。第43回堺市新人演奏会に出演、奨励賞を受賞。第28回京都芸術祭音楽部 門デビューコンサートに出演、同芸術祭新人賞を受賞。ムジカA国際音楽協会会員。大阪府立夕陽丘高校、京都市立芸術大学音楽学部卒業。 ソロピアニスト、インドネシアのジャワガムラン奏者、伴奏ピアニストとしてジャンルを超えた活動を行う。これまでにピアノを本田尚美、名畑ゆかり、山根亜紀、上野真、宮本弘子各氏に、ジャワ・ガムランのグンデルをTeguh Widodo氏に師事。現在、大阪教育大学大学院に在籍し、音楽ワークショップの研究を進めている。

中村典子[作曲]京都市立芸術大学音楽学部作曲専修卒業、同大学院首席修了。同大院在学中にブレーメン芸術大学へゼメスター派遣留学。故廣瀬量平、北爪道夫、前田守一、藤島昌壽、田島亘、故H.J.カウフマン、G.アミの各氏に師事。日本、韓国、中国、台湾、アメリカ 、メキシコ、ドイツ、フランス 、オーストリア、イタリア、スイス、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、イスラエルの15ケ国各地の音楽祭、コンサートホール、アートセンター、放送局、音楽院、大学等で作品上演。7回の個展。1991年ハイデルベルク大学で自作含む講演(日本の女性作曲家達)。1993年金剛能楽堂初演のバレエ「花變容」(振付:石井潤、主演:中村美佳)が1994年東京フェスティバルバレエ全米ツアー演目となり全米9都市巡演。1995年国連憲章50周年記念UNited We Danceでのサンフランシスコオペラハウス招聘連続公演。97年第1回小倉理三郎音楽奨学金受給者。Artist in residence in "die Höge(Syke)".国際女性作曲家会議(ドイツ)。2001年京都市芸術新人賞受賞。 2008年より京都芸術センター運営委員。2008年2012年と日韓で舞踊家李周煕と連続公演。2010年平成22年度滋賀県文化奨励賞受賞。Asian Composers League Conference & Festival入選 (2009韓国,2011 台湾、2012イスラエル) 2013年大邱国際現代音楽祭、ボローニャイモラサンドメニコ教会・ヴェローナ大聖堂公演。2014年イスラエル・テルアヴィヴ・ブルーメンタールセンターVOX FEMINAE公演、韓国ソウルARUKO大劇場舞踊連続公演、ザルツブルグ ・モーツァルテウム大学で講演(身体と図譜)と上演。京都芸術祭京都市長賞。2015年韓国現代音楽創造集団empty note&clumusica京都公演[京都芸術センター]。Hwaum Chamber Orchestra朝鮮通信使プロジェクトIII京都公演。2016年empty note&clumusica韓国大邱公演[大邱芸術発展所]。ザルツブルグモーツァルテウム大学で講演と上演(流動リズムと音響的推移を通した形状によるアジアの風景=21世紀クラヴィーアリートとして=視覚現象融合による音響推移を通した言語的構造体再統合 《夜色樓臺雪萬家 与謝蕪村聲十景》emsemble clumusica,vocal ensemble clumusicaで国際現代音楽祭「アジアの管絃の現在」(2013,2014,2015,2016)「アジアの音舞の現在」(2013.2015)「アジアの箏の現在」(2013)開催。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会会員。clumusica共宰。コチの会・東風同人。現在、京都市立芸術大学音楽学部准教授、京都芸術センター運営委員。http://d.hatena.ne.jp/nakamura96/ http://nakamura89.exblog.jp


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by n-nakamura226 | 2016-06-29 06:05 | Comments(0)