series encouter 共響 vox maiorum 2017


임지선 イム・ジソン 林志宣 [韓国] : 희망은 날개 달린 작은 새 《希望は羽根のある小鳥》希望,小鸟有翅膀
ピアノ独奏、マリンバを伴う弦楽の協奏曲(改定世界初演)
LIM Jiesun [Korea]:“Hope,the Little Bird with Feathers” concerto for piano & string orchestra with marimba (World Premiere)
ピアノ独奏 : 모리모토미호 森本美帆 piano solo:MORIMOTO Miho
指揮:고창슈 高昌帥 conductor:KOH Changsu [大阪音楽大学教授] 
指揮: 고창슈 高昌帥KOH Changsu ensemble clumusica

피아노 협주곡:희망은 깃털 달린 작은 새
2014년 초연 때의 프로그램 노트이다.

“희망을 꿈꾸기 힘든 요즘이다.
영문학자 친구가 에밀리 디킨슨의 시를 보내왔다.
우리 영혼의 횃대에 앉아 양심의 소리를 은유하는 깃털달린 녀석.

연약하고도 강인한 작은 새가 두 대
의 피아노 건반 위를 파닥거리며 날아다닌다.

보상이 없어도 끊임없이 지저귀며, 납덩이같은
절망을 이겨내는 희망을 노래한다.”

2017년 교토연주를 위하여 피아노협주곡으로 편곡하였다.

“희망”은 깃털 달린 녀석, —
영혼의 횃대에 앉아 —
가사없는 곡조를 노래하네 —
한 번도 멈추지 않고 —
강풍 속에서 — 가장 — 아름답게 —
격심했을 것이네 —
모두를 따뜻하게 지켜줬던
그 은 새를 두렵게 할 수도 있었던 폭풍은 —
그 소리 들었네, 가장 추운 땅에서도 —
낯선 바다 위에서도 —
하지만 — 한 번도 — 어떤 지독한 상황에서도 —      
그 녀석 내게 빵 부스러기 하나 — 청한 적 없네.


The following is the program note
for the premier concert in 2014.
“These days it’s hard to dream the hope.
My friend who is teaching English Literature
send me the poem‘Hope is the Thing with Feathers’
of Emily Dickinson.
The little yet strong birds sings the tune of hope
on two pianos.”
The original piece for two piano has been arranged
for piano solo and string orchestra.

Hope is the Thing with Feathers
-Emily Dickenson

Hope is the thing with feathers
That perches in the soul,
And sings the tune without the words,
And never stops at all,
And sweetest in the gale is heard;
And sore must be the storm

That could abash the little bird
That kept so many warm.
I've heard it in the chillest land,
And on the strangest sea;
Yet, never, in extremity,
It asked a crumb of me.

以下は、2014年の初演の際のプログラムノートである。

「最近、希望を夢見ることは難しい。英文学を教えている友人が、エミリー・ディッキンソンの詩<希望は羽を持つもの>を送ってくれた。小さな、しかし強い鳥達が二台のピアノで希望を歌う。」

二台のピアノのための原曲をピアノ独奏と弦楽オーケストラに編曲した。



希望は羽のあるもの
        エミリー・ディッキンソン  

希望は羽をまとって
魂を止まり木にする
言葉のない調べを歌い
どんなときも決して止むことがない

いちばん愛らしく響いたのは
大嵐のなかで
それは小鳥を当惑させるほど
いつもあたたかさで満たしてくれた

すべてが凍てつく地でわたしは聴いた
世にも奇妙な海をさまよっていたときも
しかしそんな苦境にあって一度も
わたしからのお返しをもとめることもなかった
[中村典子訳]

Performers

Violin solo キム・ジヒェ 김지혜 金知恵 KIM Jihye
ザンクトペテルブルグ音楽院修士課程と博士課程修了。Ph.D.15回を越えるソロリサイタルと共にザンクトペテルブルグ放送交響楽団、韓国祝祭管弦楽団、壽城交響楽団で演奏。アジア各地ヨーロッパ各地の現代音楽祭で演奏し、バロック、現代音楽、電子音楽、ジャズ、韓国伝統音楽まで幅広く演奏。マルチメディアアート交流研究会Oneness代表、Noubeau Ensemble、現代音楽創作芸術集団 Empty Noteメンバー。慶北芸術高校講師。Ted×Taeguオルガナイザー。

Soli solo オ•ヨンジ 오영지 呉詠智 OH Youngji
大邱出身。国立国楽高校、ソウル大学国楽科卒業。10歳よりイ·ミョンヒ師に師事。以降、ジュ・ウンスク師、故ウン・フイジン師、ソン・スンソプ師、ジョン・スンイム師の各師に師事。国楽、洋楽問わず実験公演に参加。21C韓国音楽プロジェクトでワールドミュージック賞受賞。現在、韓国文化芸術  教育振興院所属の講師、慶尚北道講師などを 務める。〈文化芸術教育師資格>取得。慶尚北道無形文化財<<フンボガ>>伝承生としてフンボガ保存会メンバー、多元芸術交流研究会 ONENESS、現代音楽芸術創作グループ「Empty Note」メンバー、大邱アート発展所Ten topic 作家選定。

25 string koto 横山佳世子 여코야마카요코 YOKOYAMA Kayoko
東京藝術大学邦楽科卒業、同大学院修士課程修了。同大学助手を経て京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター非常勤講師ならびに共同研究員。京都市芸術文化特別奨励者認定。公益(材)日本伝統文化振興財団主催邦楽技能者オーディション合格。文化庁芸術祭新人賞、文化庁芸術祭優秀賞。NHK邦楽オーディション合格。NHK—FM邦楽のひととき放送。「生田流箏曲 横山佳世子《ビクター》。現在、鳴門教育大学講師。

Piano solo森本美帆 모리모토미호 MORIMOTO Miho
兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て京都市立芸術大学,同大学院修士課程修了、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽大学最高課程最優秀修了。宝塚ベガ学生ピアノコンクー  ル第1位。KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞。かがりの里音楽コンクール第1位。横浜国際音楽コンクール特別賞(ラフマニノフ賞)日本ピアノコンクール銅賞招聘賞。Ibiza国際ピアノコンクール(スペイン) 特別賞、最優秀ソナタ賞。Liszt-Bartok国際ピアノコンクール(ブルガリア)第3位。London Grand Prize Virtuoso国際音楽コンクール(英)第 2位。Euterpe 国際音楽コンクール(伊)第1位。Eliodoro Sollima国際コンクール (伊)第1位。Liszt Ferenc国祭ピアノコンクール(ハンガリー)ファイナリスト、ディプロマ賞。

Conductor高昌帥 고창수 KOH Changsu
大阪生まれ。大阪音楽大学卒業後、スイスバーゼル音楽アカデミーへ留学。これまでに作曲を田中邦彦、R.ケルターボーンの各氏に、指揮をJ.マイヤー氏にそれぞれ師事。第1回コダーイ記念国際作曲コンクール佳作、第12回朝日作曲賞受賞、第1回COMINES-WARNETON国際音楽コンクール「イヴ・ルルー賞」受賞。第19回吹奏楽アカデミー賞作・編曲部門受賞等国内外のコンクールに多数受賞。関西現代音楽交流協会会員。代表作にソプラノ独唱とバリトン朗読、オーケストラのための「あなたに」(ザ・シンフォニーホール)打楽器ソロとオーケストラのための「雷神」(カーネギー・ホール)。プロ・アマ問わず多数の委嘱を受け、管弦楽・吹奏楽・室内楽など様々な編成の作品を作曲する傍ら、アマチュアオーケストラや市民バンドの指導にも携わる。 現在、大阪音楽大学教授。

ensemble clumusica clumusicaは増田真結、清水慶彦、中村典子により2007年準備、2008年設立、2009年起動。27回の定期公演、29回のチャリティコンサート、ワークショップ、レクチャーを京都、滋賀、大阪、山口、大分、東京ならびに海外で行なっている。clumusicaはclumsy[英] とmusica[羅]の造語。ensemble clumusica,vocal ensemble clumusicaは京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻中村研究室に拠を置き、2012年の予告的開催を経て2013年より国際現代音楽祭《アジアの管絃の現在》国際フェスティバル《アジアの音舞の現在》《series邂逅》《大枝international alternative festival》の継続開催に進み、すべての年代すべての地域との協奏を指針に近代化150年の東アジアの音楽文化のひとつとして、地と真に結ぶことを中心に据え、clumsy[不器用な]musica[音楽]を基盤させている。

Violin 中村公俊 니카무라키미토시 NAKAMURA Kimitoshi 
    古味亜紀 코미아키KOMI Aki
    江口純子 에그치존코 EGUCHI Junko
    水野万裕里 미즈노마유리 MIZUNO Mayuri
    大藪英子오야부히데코 OYABU Hideko
    柳原史佳(4)아나기하라호미카 YANAGIHARA Fumika
Viola 南條聖子 난죠쇼코 NANJO Seiko
三上さくら(3)미카미사쿠라 MIKAMI Sakura
    木田奏帆 (2) 키다카나호 KIDA Kanaho
Cello 小高睦 코타카무추미 KOTAKA Mutsumi
    孫工恵嗣 마고크케시 MAGOKU Keishi
    西村まなみ 니시무라마나미 NISHIMURA Manami
Double Bass 古味寛康 코미히로야스KOMI Hiroyasu
      池田源輝(4) 이케다겐키 IKEDA Genki

Violin ツァオ・ユーハン 차오유항 曹煜涵 CAO Yuhan
2004年より2013年湖南交響楽団コンサートマスター、プレイヤーオブザイヤーを幾度も受賞。その後北京中央音楽学院でリャン・チャイ 教授に師事、音楽学、ジャズ、作曲を学ぶ。2012年より2015年北京アクセントオーケストラ、チャイナ・ソロイスト・オーケストラのヴァイオリニスト。2015年、16年の夏、東海大学の《リシンキング・バッハ》 ワークショップに招かれ、バロックの音楽・舞踊・ヴァイオリンを研究、2016年クロージングセレモニーコンサートのコンサートマスター。中国や国際的音楽家達と北京コンサートホール、国立演奏芸術センター、澳門カルチュラルセンター、 深圳コンサートホール、上海コンサートホールなどで演奏、オーケストラのオーストラリア、シンガポール、インドネシア、ポーランド、ノルウェー、日本ツアー参加。映画・テレビのサウンドトラックの録音も行う 2000年以来ヴァイオリン教育にも着手、2014年 若い作曲家・ピアニストダイ・ボとダカーポチェンバーオーケストラを設立。

Percussion上中あさみ 카미나카아사미上中朝美 KAIMINAKA Asami
京都市立芸術大学卒業。同大学院修了。大学院在学中に京都市芸術教育振興協会の派遣でドイツ・カールスルーエに留学。大学院賞受賞。フランス・トゥールーズ音楽祭参加。現代曲の新作初演、異分野とのコラボレーションに取り組む。打楽器デュオDuoMAG,打楽器アンサンブルP.A.N.KLANGメンバー。早坂雅子、上埜孝、山本毅、中村功の諸氏に師事。

Composer Pianist ダイ・ボ 대보 代博 DAI Bo
作曲家。ピアニスト。北京中央音楽学院博士課程在籍。1988年中国に生まれる。5歳の時に病気より失明する。 才能ある若い中国人作曲家のひとり。2010年ハルピン国際アコーディオンコンクールに入賞し、リトアニアで注目される。ポーランドワルシャワの秋フェスティバルに招待され《幻想の蝶》をシモン・ビバレッツ指揮ONM管弦楽団が初演。シンガポール国際作曲コンクール受賞。2013年香港コンポーザース・ミート・パフォーマー・フェローコンポーザー。2017年室内協奏曲《スペース-タイム・コンティヌム-プロ&コントラ》を自身のチェンバロで初演。

Composer キム・ジュンヒ 김중희 金重希 KIM Joonghee
大邱カトリック大学校音楽大学作曲専攻卒業後、エリザベト音楽大学修士課程修了。トム・ジョンソンのフォーノーツオペラを大邱国際現代音楽祭で共同演出、嶺南国際音楽祭、東アジアの現代音楽祭inヒロシマ、大邱国際現代音楽祭、韓国室内楽作曲フェスティバル、ベルリンBKA主催nerhoerteMusik Duo Nova,九州沖縄現代音楽祭、コンテンポラリーアンサンブルα等ドイツ、イギリス、日本、香港、中国で作品上演。現代音楽の創作芸術グループempty note代表。韓国女性作曲家協会、大邱作曲家協会副会長。嶺南作曲家協会理事。現在、大邱カトリック大学外来教授、慶北芸術高等学校でも教える。

Composer イム・ジソン 임지선 林志宣 LIM Jiesun
延世(ヨンセ)大学首席卒業と共に渡米、インディアナ大学大学院で修士号、博士号取得。延世(ヨンセ) 大学校音楽大学作曲科教授。入野義朗記念賞、安益圭作曲賞、大韓民国作曲賞。フルブライト研究員としてミシガン大学滞在。米国、ドイツ、フランス、英国、日本、ニュージーランド、 台湾 、中国、タイ、モルドヴァ、フランス、イスラエル等国際音楽祭で上演。京郷新聞プロジェクト「韓国を導く60人」選出(2007)。2012年9月から2013年8月まで国際日本文化研究センター外国人研究員。ファウムチェンバーオーケストラのレジデンスコンポーザー。「映画における現代音楽」出版(韓国出版財団によるセシオン注目の学者の本としてノミネート)。

Composer Conductor 中村典子 나카무라노리코NAKAMURA Noriko
滋賀県草津出身。ノートルダム女学院高等学校より京都市立芸術大学を経て同大学院を 作曲で首席修了。廣瀬量平、藤島昌壽、 前田守一、田島亘、H.J.カウフマン、G.アミ等各氏に師事。日本、韓国、中国、台湾、米国、メキシコ、 ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、スペイン、イタリア、スウェーデン、ノルウェー、イスラエル、リトアニア、ロシア各地の音楽祭、歌劇場、音楽堂、放送局、音楽院で度々作品上演や講演。clumusic共同主宰。ensemble clumusica,vocal ensemble clumusicaで国際現代音楽祭《アジアの管絃の現在》《アジアの音舞の現在》を継続開催。京都芸術センター運営委員(2008-17)。 現在、京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科准教授。


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by n-nakamura226 | 2018-01-16 05:19 | Comments(0)